和賀岳  1,440m  07/6/16

北東北の秘境と言われる和賀岳
奥羽山脈、真昼山地の山並みが
連らなる奥深い山域で
自然環境保全地域にも指定
秋田、岩手の県境に位置しています。

県外から行くと登山口までのアクセスがやや分り辛い
舗装が途切れなお砂利の道を真木渓谷沿いに
30分ほど走るとようやく駐車場(5〜6台収容)
登山口はここから更に10分ほど林道を登った
甘露水口 水場で甘露水というくらいだから
飲んでみると冷たくて美味くはあったが
甘いというほどではない 

ブナの原生林を行く登りが約二時間続くと
ようやく稜線に出た
朝まだ早いせいもあるのかガスが残って
期待してた視界が望めない
足元の咲き始めた花を眺めながら
慎重に登って行くと薬師岳の山頂に着いた

登山口 薬師岳 和賀岳 三角点 ガスがとれてきた
和賀川源流 稜線より薬師岳 望遠で和賀岳 小杉山 中が和賀岳


これより目指す和賀岳の方向はガスって見えない
この先は稜線歩きで快適なのだろうが距離にしてまだ
4km近くありそうだ 

薬師平のお花畑はカエルが人恋しいのか
登山道に等間隔で姿を見せる エサが豊富なのか 
ちょっと驚くくらいの大きさであった

最初のピーク小杉山からは道は東に向きを変え
目指す和賀岳まではまだ2.4kmの標識
奥深い山とは予想してたが 長丁場のコースである

登りはじめて四時間 ようやく和賀岳山頂に着いた
まだ朝の9時だからパノラマでも眺めゆっくりしたいのだが
ガスってる上に寒い 見晴らしの効かない山頂で
時間を潰すのも味気ないので 小休止後下山開始

30分ほど下りて小鷲倉まで戻ったら なんと
ガスが引けて眺望が開けてきた 皮肉なもんだ 
山頂からの景観に未練が残るので もういちど
戻ろうかと思ったがもうその元気はない

下山はゆっくりが主義なのでまた登りより
少し時間がかかってしまった
膝もヨレヨレで明日は真昼岳行くつもりの
当初の予定はあっさりと挫折 断念
所詮 軟弱山歩き人はこの程度である

しかし、この山も人が入らない山だ
土曜の好天というのに出合ったのは
わずか二組だけ ま、北東北の山というのは
こんなもんでしょう


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ムラサキヤシオ
紫八潮
イワイチョウ
岩銀杏
コバイケイソウ
小梅尅
ゴゼンタチバナ
御前橘
オオバキスミレ
大葉黄菫
アカミノイヌツゲ
赤実の犬黄揚
シラネアオイ
白根葵
オニアザミ
鬼薊
イワカガミ
岩鏡
ユキザサ
雪笹
チゴユリ
稚児百合
ハクサンチドリ
白山千鳥
植物採取は
ダメです…はい
しかしこれは
なんだ
これ位ならね!
うっしっし