岩手山  2,038m 06/7/16

岩手県の最高峰、岩手山
早池峰が県外の登山者に人気なのに対して
この山は地元の県民に愛される山だとか
どうもそのワケがいまいちよく分らないのだが

夕べは八幡平を散歩(笑)の後、馬返しキャンプ場にテント
今日は本命の岩手山アタック
この山はどこから登っても四時間くらいはかかるというので
せめて標高差でラクをしようと網張スキー場のリフトを
利用することにした
(昔このスキー場はよく来たので懐かしかった)

途中の犬倉山、姥倉山は当然の如くショートカット
さしたる急登もないまま鬼ヶ城コースとの分岐に出た
お花畠コースを進むも折角稼いだ高度をどんどん
下げて行くのが勿体無い
火山活動が活発そうで硫気ガスの匂いが鼻を突き
転落注意の箇所もあったが、花の種類と豊富さは
長丁場の行程をつかの間でも癒してくれる

予報通り雨も降り出し、この先はしばらく急登が長く続き
 九合目の不動平に着いたときはさすがにちかれたび〜
雨具もメンド臭くて着ないで歩いてたら
体が冷えてしまい、おまけに視界は2m先が見えない
コマクサでも鑑賞しながらお鉢めぐりで山頂への目論みも
あえなくここでギブアップするはめになっちまった

それにしても登山道の片道6Kmとは長いな〜とつくづく思った
もうここまで来るのに五時間近くもかかってる
最終リフトの時間を考えたらゆっくりもできず
メシもそこそこに鬼ヶ城コースで下山開始
これがまたとんでもないコースでスリルとサスペンス(笑)
狭い岩場の尾根やら急崖が続くのにロープも
梯子も付いてない、下山してるはずなのにやたら登りが多い
南斜面は花も多く眺望もいい筈なのだがなにしろ
視界が悪い とほほの連続でようやく下山、
お気楽山ヤにとって九時間の行程は辛いものが
ありましたとさ

紐が進路 硫気ガス臭…強烈
山頂までもうすぐ
火山活動継続 なんだなんだ


イワオトギリ
岩弟切
タチギボウシ
立擬宝珠
ハクサンシャクナゲ
白山石楠花
サンカヨウ
山荷葉
イワカガミ
岩鏡
エゾツツジ
蝦夷躑躅
ミヤマハンショウヅル
深山半鐘蔓
ミネウスユキソウ
峰薄雪草
トウゲブキ
峠蕗
ゼンテイカ
禅庭花
ガクウラジロヨウラク
萼裏白瓔珞
カラマツソウ
唐松草
コマクサ
駒草
ミヤマキンバイ
深山金梅
ヒナザクラ
雛桜